2012年2月6日月曜日

起業準備の不安を吹き飛ばしてくれた1冊の本




今、NPO法人化の申請をしており起業準備中です。

小学生がフリーペーパーを作る教室を4月から滋賀で開校します。
起業するにあたり、いろいろ不安になっていました。

『自分の中に毒を持て』(岡本太郎)を読み返して
アグレッシブにチャレンジできていないことに気がつきました。

新たに開校ということで、積極的に働きかけないといけません。

しかし、とにかく怖い。

「どう思われるか?」
「失敗したらどうしよう?」

気がつかないうちに、そんな恐怖がありました。

「完璧に準備してからにしよう」
そう心に言い聞かせて、決めるべきことを先送りにしていました。


『自分はだめな人間なんだとか、こうやったらきっとだめになるだろう、それならそのマイナスの方に賭けてみるんだ。
つまり、自分でだめだろうと思うことをやってみること。
それは、もちろん危険だ。失敗に賭けるんだ。
でも、だめだと思うことをやった方が、情熱がわいてくる』

この言葉を見て、ハッとしました。

ビビリまくって、自己嫌悪。
「やらなきゃ」と思うけどできない。
”うまくやろう”と思い過ぎていました。

太郎さんの本には、こうも書いています。

『自分の信じていること、正しいと思うことに、わき目もふらず突き進むだけだ。
自信に満ちて見えるといわれるけど、ぼく自身は自分を始終、落ち込ませているんだ。
徹底的に自分を追いつめ、自信を持ちたいなどという卑しい考えを持たないように、突き放す』

結局のところ、人の目を気にするってことは
自己中心的なんだろうなと思います。

「これをやるんだ!」という鉄の意志で突き進まないといけないなと感じました。


僕が恐れているのは、自分に負荷をかけたあとの反動。
筋トレをすると筋肉痛になるように、無理をすると反動が出ます。
そこの対処をどうしていくかが問題です。

まずはやってみて、そこから対応策を考えていこうと思います。




自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫)
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫)岡本 太郎

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