2012年6月28日木曜日

Togglを使って時間管理マトリクスを作る



photo credit: Vincent van der Pas via photo pin cc


仕事をするときには、いつもTogglを使って行動のログを取っています。



Toggl - Time tracking that works








junさんの記事を読んで、僕も7つの習慣にある「時間管理マトリクス」を使ってどこの領域に時間を割けているか把握できるようにしました。


7つの習慣×Toggl!自分の時間の使い方を4つの領域で見える化しよう!








4つの領域


時間管理マトリクスとは、『7つの習慣』で言及されているもので、4つの領域に分けられます。


第一領域 緊急で重要なタスク      (憂い)

第二領域 重要だが緊急でないタスク   (備え)

第三領域 緊急だが重要でないタスク  (穀潰し)

第四領域 緊急でも重要でもないタスク (裏晴らし)


この中で1番重要なのは、第2領域です。

緊急のことばかりでは、将来への備えが出来ませんし、重要でないタスクばかりしていてはただの時間の無駄です。



Togglで4つの領域を割り当てる




junさんは、プロジェクトごとに領域を割り当てているようですが、僕はタグで管理をしています。

はじめは、プロジェクトで分けていたのですが、どうしても問題がありました。

それは、”同じ作業でも意味が違う”というものです。


Twitter 15分


こう書いていたとしても、内容によって意味合いは変わってきます。

仕事の合間に、逃げでダラダラとタイムラインを眺めていた時間と、情報収集目的でTwitterを見ている時間では全然違います。

前者は、”憂さ晴らし”の第4領域で、後者は”備え”の第2領域になります。


タグ付けだと、1つのログを取る度に「これはどこの領域か?」を考えて、つけることが出来ます。

少しメンドクサイですが、「どんな価値があったのか?意味があったのか?」を振り返る機会になるのでタグを使って毎回つけるようにしました。



いかにして第2領域の時間を増やすか?


【7つの習慣】緊急&重要の4領域を自由自在に移動して第二領域に集中するテク | jMatsuzaki

例えば、トイレや入浴、通勤時間を他人に委任することはできませんが、それらの時間を読書時間に転換できれば「穀潰し」が「備え」に移動したことになります。




無駄な時間をいかにして有意義な時間にするか。

日常生活の中で出来るだけ第2領域の時間を増やすことを考えています。

今やっていることは、「風呂で読書」くらい。

食事を作る時間や部屋を片付けるときなどは、オーディオブックで勉強が出来るのでこれから取り組んでいきます。


まとめ


「有意義に時間を使いたい」

そう思うだけではなにも変わりません。

意識を変えるのではなく、まずは行動を変えること。

行動ログを取り、なにに時間をかけているのかを記録して把握する。

そうやってはじめて改善点が見つかります。




2012年6月17日日曜日

時間のログを活用するために、振り返るとき意識すること






ここ数ヶ月、タイムログを取ることが習慣として定着してきました。

Togglというアプリを使っており、WebやiPhoneなどでもクラウドで同期してくれます。



まずは、取ることに専念していた


今までは、ログを取ることだけに意識を向けていました。

やっと習慣化してきたので、今度は次のステップです。

それは、”タイムログを活用”すること。

せっかくめんどくさいながらも全ての時間を計っているのだから、見直す必要があります。



取ったタイムログを見返すときのポイント


そもそもどうしてタイムログを取っているのか?

それは、時間の使い方を見直して、より有意義に時間を使えるようにするためです。


僕は、以下の点を意識して見返しています。


1. いつ、なにをしていたのか?

どんなことをしていたのかざっくりと見ます。

すると、無駄な時間の使い方であったり、自分の問題点などが見えてきます。

僕の場合だと、朝にいつもより早く起きたからと言って関係のないタスクをしてて時間が過ぎてたとかが見返すことによりわかります。


2. なにが問題だったのか?

やりたかったタスクが出来ていなかったり、習慣化しようと思っていたことが出来ていないのであれば、どうして出来ていなかったかを探ります。

すると、やろうと思いつつマンガを読んでる自分がいたりします。


3. なぜ、出来なかったの?

そもそもどうして出来なかったのかを考えます。

時間が足りなかったのか、午前中にするべきだったのかなど。

次へ向けての改善策を練る参考にします。


4. どんな傾向があるのか?

見ていくと、自分の傾向が見えます。

僕は、打ち合わせから帰ってきてパソコンの前に座ると、ほぼ必ずFacebookを見ています。

これは、無意識でやっており、ログを見返さないと気がつきませんでした。

傾向があれば対策が立てられます。


5. うまくいったことは?その要因は?

うまくいったことは、仕組み化して、次からもうまくいくようにします。

たとえば、僕は家計簿を毎日つけようと思っているのですがなかなか出来ていません。

Togglで「家計簿」と検索すると、出来ている日が羅列されます。

見返してみると、お風呂から上がってすぐだと出来ているようです。

うまくいく要因がわかれば、それをルーティンに組み込めば必然的に出来るようになります。

そこに気合いや根性が入ってくるスキマはありません。



まとめ


見返してみると、「ここもっと詳しく記録しておきたい」と思うようなところが出てきました。

ログを取る → 見返す → 活用する → ログをもっと詳しく取る

この流れを作っていくことで、より効率的な時間を使えるようになりそうです。



<編集後記>

タスクシュートのDVDを買って、毎日見ています。

なかなかうまく出来るようにならないので、どうやったらいいかを考え中です。




2012年6月4日月曜日

毎週、小さな改善をおこなうことで理想は実現できる






最近、毎週日曜日は週次レビューをおこなっています。

簡単に言えば、メンテナンスです。


1週間の振り返りと、その中でやり忘れているタスクなどがないかのチェック。

そして、EvernoteやOmnifocusなどの整理をします。

チェックリストの更新や成功パターンの抽出などもこのときにおこないます。



意識を変えることに意味はない


誰でも失敗はします。

うまくいかないこともあります。

昼寝し過ぎてへこんだり、気がついたらネットサーフィンをしていて自己嫌悪に陥ったりすることもあります。


そんなとき、一番ダメなことは「次からは気をつけよう」と意識を変えようとすること。

意識が変わっても意味がありません。

必要なのは意識ではなく、具体的ななにかを変えること。

昼寝をし過ぎるのであれば、目覚ましを多めにかけるといった対応策が考えられます。



まとめて振り返りをする時間を取る


目覚ましであれば、簡単に対応策は考えられます。


しかし、日々の中でやりたいことが出来ていなかったり、先送りが多いなどの問題は、解決策が見えにくいです。


改善はとても大切ですが、その時間は緊急ではないためついつい時間が取れないということがおきます。


そのためにも、週に一度、振り返る時間をルーティンとして取るのです。



改善改善、また改善


振り返ることは、どんなことでもいいです。


プレゼンの方法や話し方、営業についてなどの仕事のスキルに関わるもの。

生活や仕事での時間の使い方に関わるもの。

人との接し方やコミュニケーションなどの人間関係に関わるもの。

自分が「変えたい」と思うことを取り上げて改善を繰り返すのです。


僕は、「もっといろんなことをしたい」と日々思っているので、時間に関しての改善をおこなっています。


具体的には、全ての作業時間をログに取り、それを見返して次に向けての改善を繰り返します。



具体的ななにかを変えてみる


振り返りの時間では、まずは改善点を見つけます。

次に、反省をするのではなく具体的ななにかを変えます。


僕なら、日々の時間の使い方について振り返りをおこないます。

「毎日ブログを書きたい」「もっと多くの仕事をこなしたい」という目標があります。

しかし、現実問題としてなかなか出来ていません。


では、”どうやったらその理想の姿に近づけるのか?について考えます。


うまくいったパターン、問題だったことをログを見返しながら洗い出します。

すると、『Facebookへの脱線が多い』などの問題点が見えてきます。


問題点がわかれば、次は改善策を考えます。


・Facebookアプリの通知を切る
・ブックマークしているFacebookページを削除する



上記のように具体的な改善策を考え、実施するのです。


これを毎週繰り返していけば、少しずつ理想の状態に近づきます。


次週には、改善策がどれだけ効果的だったのかも振り返り、うまくいかなければ他の方法を模索します。



まとめ


人生を一瞬で劇的に変えることはできません。

だからこそ、小さな改善を繰り返して理想の姿へ近づけるようにな仕組みが大事です。

毎日毎日やってもいいんですが、僕の場合はめんどくさくなってしまうので週に1回、改善策について考える時間を取ることにしています。

また、日々思いついた改善策はEvernoteに入れておき、それも振り返りのときに参考にしています。


『理想はあるけど、なぜかうまくいかない』


そんな人は、ぜひ小さくでいいので具体的な行動を変えていきましょう。



2012年4月23日月曜日

ATOK Padでミクロ時間を活用することでいつでもどこでも頭をフル回転させる






僕は、無駄な時間が嫌いです。

歩いて移動している時間は、とても無駄じゃないのかなと思うことがあります。


少しでも生産的になりたい!!


そんな風に思っています。



大学生のとき、自転車で30分かけてバイトへ行っていました。

その時間があまりにももったいないと思い、自転車のかごの上にMacbookを置いて、DVDでドラゴンボールを見るという荒技をこなしていました。

そのくらい、僕は移動の時間を有効活用したいという思いが強いのです。

ちなみに、しばらくしてMacbookは自転車の振動によってゆがみ、DVDが取り出せなくなり、Appleの人から「こんな症状みたことない」と言わしめたのは過去の話です。



どうやってスキマ時間、ミクロ時間を使うか?



私がライトニングトークの5分間で話したこと


この記事を読んでいて、僕も小さな移動の時間などを有効に使いたいなと考えました。


リマインダーなどで考えるべきことを通知することもしてみましたが、タイミングが悪かったり、気分が乗らなかったりして続きませんでした。


そんなときに読んだのがこの記事。



<あなたの不安、見積もります>:ATOK Padのタグ連携機能が便利!

私がATOK Padに入れているのは、全て「これから使う可能性のあるノート」です。



これを見て、ミクロ時間に考えておきたいことをATOK Padに入れておくことを思いつきました。



やりかた



ATOK Padに「スキマ時間に考えたいこと」というノートを1つ作り、なにか考えたいことがあったときにはここに入れています。



こんな感じでざっくり書いておきます



そして、外出するときや移動の時間などにATOK Padを立ち上げてこのノートを見ます。

時間や気分で、どれについて考えるかを決めます。

決めると、そのことについての新しいノートを作成します。

あとは考えながら、思いついたことはノートにメモっていきます。



歩きながら考えるというのは、思考をまとめるのに良いとよく聞きます。

プレゼン資料の作成やプロジェクトのタスク分解などに効果的だと思います。


ATOK PadとiPhoneさえあれば簡単にできるので、ぜひやってみてください。



<編集後記>

別にATOK Padでなくて、iPhoneの標準アプリや携帯のメモ帳でもこの技は使えます。

ただ、僕は起動のスピードや文字変換などの点からATOK Padが使いやすいので、これを使っています。



2012年4月22日日曜日

あなたが朝から夜までの時間を全て計るべき3つの理由





タスクシュートが出来るようになるため、毎日、時間のログを取るようにしています。

朝起きてから、寝る前までなにをしたのかを全て記録することでわかったことがありました。



今、なにをしているかがわかる


僕は、仕事をしているときに迷子になることがあります。

迷子とは、「今、なにやってるんだっけ?」という状況です。

たとえば、仕事の資料を探そうとEvernoteを見ていて、つい他のノートに気が取られたりしてしまい、リンクを辿って他の記事を見る。

そんなことをやっていると、なにをしようとしていたか忘れてしまうのです。

時間のログを取ると、今なにをやっているか気づくことが出来ます。

他の記事に気を取られてもログの表示を見ればなにをやってるかわかります。

また、時間を計るときには計測開始のボタンを押します。

それが心のスイッチになり、目の前の仕事に集中しようと思えます。



次回のタスク作成のときに活用できる


時間のログを取るときには、作業を細かく分けて記録するようにしています。

それによって、どういう作業にどのくらいの時間がかかるかを把握することができます。

もう一つのメリットは、どんな作業をしているかが、細かくログを取ることでわかるようになるのです。

僕は今まで「プレゼン資料作成」というタスクを作って、同じ名前で時間を計っていました。

しかし、1つ1つの作業を細かくすることで、自分がどういう作業をしているのか把握することができました。

プレゼン資料作成だと、大きく分けると下記の4つになります。


1, 思いつくままに紙に書く
2. 流れを考える
3. Keynoteに各スライドタイトルだけ入力
4. 1ページずつ作成


この作業ががわかることで、見積もりの精度もあがり、タスク分解も次回以降スムーズにできます。



自分の傾向がわかる


僕は、すぐ脱線をしてしまいます。

気がついたらFacebookを見ていたり、ブログを読んでいることがあります。

今までは、「次から気をつけよう。目の前のタスクに集中しよう」と意識するように反省をしていました。

しかし、同じような失敗も繰り返し、自分の意思の弱さに愕然となるのでした。

ログを取るようになると、脱線の前になにをやっていたのかがわかるようになります。

すると、そこから原因や問題が見えてきました。

僕の場合だと、打ち合わせなどから帰ってきてパソコンの前に座ると、なんとなくでFacebookを開いていました。

記録を残すことで、自分の傾向やクセがわかるようになりました。

具体的な問題点がわかると、次には具体的な対処法を思いつくことができます。

ログを取ることで、PDCAサイクルをまわすことが可能になるのです。

かの有名な神様ガネーシャも、

“意識を変えるのではなく、具体的ななにかを変えるんや”

と言っています。



さいごに


今まで、何度も「今日は、なにもやらなかった」と思って後悔することがありました。

けれど、”なにもやらなかった”ということはあり得ないのです。


漫画を読んでいる。考え事をしている。

必ず、なにかをしています。

記録をすることで、なにをしていたのかが具体的にわかります。

僕は、朝から寝るまでやったことを全て記載されているログを見返すことで、達成感を得られることに気がつきました。


自分が生きた軌跡が残るというのは言い過ぎかも知れませんが、ダラダラしててアカン1日やったと落ち込むことはなくなりました。


問題点を考えて、次回に改善できる良いキッカケだったと前向きに思えるようになってきました。

はじめは、ログを取ることが少しめんどくさく感じていましたが、取っているうちにその効果が実感できるようになり続けられることができました。


まずは、3日間(できれば1週間ほど)細かく取ってみてください。

きっと見えてくるものがあるはずです。




2012年4月9日月曜日

タスクシュートを使えるようになるためにおこなった2つのこと





先週書いたように、ルーティンワークをタスクシュートに落とし込むため、タスクを棚卸ししてみました。


そのためにやったことが、2つです。



徹底的にログを取る


今まで、だいたいで時間のログを取っていました。

たとえば、”日次レビュー”だとタスクは複数になりますが、一括して”日次レビュー”と記入してTogglで計測していました。

これを、「日記を書く」「昨日のTogglを見返す」などと全て分解してログを取るようにしました。

こうすることで、それぞれのタスクがどれくらい時間がかかるのか、どこにボトルネックがあるのかがわかるようになりました。



毎日やっていること、毎日やりたいけど実際にできていないこと書きだす


やっていること、やれていないことなどを全て書き出してToodledoに登録してみました。

時間があるときは出来るけど、打ち合わせなどが多くて時間が取れないときはできないということがルーティンでやりたいことの場合多かったので、それをなくすためにも全て書きだすようにしました。




実際にやってみて


書きだしたルーティンタスクを全てToodledoに登録して、終了予定時間を割り出したところ朝の4:00になってしまいました。


これでわかったのは、普段からやろうと思っていたことは多すぎて1日で全てが出来るわけではないということです。


書き出さずにこなしていたために、どうしても毎日完遂することが出来ず悩んでいました。


こうやって、やることを全て出して時間を計測してみないと現実がわからないのだと改めて思いました。



今後


今はまだログを取りながら試行錯誤をしています。

見積もり時間を正確にするためにそれぞれのタスク時間を計測し、精度をあげるようにしつつ、どうすれば毎日ルーティンをキチンとできるか考えています。

2012年4月2日月曜日

ぼくがタスクシュートを使いこなせていない理由





はまさんの記事を読み、なにが問題なのか少しわかったので書きたいと思います。


予定を立てるのがめんどくさいので、最終的にほとんど予定を立てずに済むようにするのがタスクシュート方式です Re:タスクシュートをやらない理由 

この、『ほとんど予定を立てずに』というレベルにいくまでに大きな山があるような気がしています。


今の自分はなにが足りていないのか?



タスク管理ツールでのタスク管理があいまい


タスク管理ツールは、OmniFocusを使っています。
しかし、ここにすべてのタスクが預けられているかというとそうではありません。

頭の中 → Toodledo

という流れが発生することが多々あります。

『今日はなにをしようかな?』と考え、思い出す作業があるのです。
だから、タスクシュートで予定を立てるときに時間がかかっているのだと思います。


ルーティンに関して


お風呂や食事は、自動生成で作れるようにしています。
ただ、そのほかの細かいタスクなどの見積もりが甘かったり、日次レビューにかかる時間が安定しなかったりしています。

このあたりは、ログを見て改善をするというPDCAサイクルを回すことが大切なんだと思います。

タスクシュートに合わせるのではなく、自分の行動にタスクシュートを合わせる。
そのために、自分の行動を振り返り、なににどれくらい時間がかかっているかなどを判断する必要がありそうです。

「まずは、ログがある」という話を佐々木正悟さんもされていました。


じゃあ、どうするか?


・OmniFocusに全てのタスクをいれる
(全てやることはここにあるという信頼をつくる)

・頭の中 → OmniFocus  → Toodledo という流れをつくる 

・OmniFocusをもっと見る!

・プロジェクトをタスク分解する時間を定期的に取る。

・毎日やっているルーティンを見直して、どれくらい時間がかかっているか、どのタイミング でやっているかを見極め、タスクシュートに反映させる。

・割り込みタスクのリスクヘッジのためにバッファをもうけ、タスクシュートを作る。


まとめ


達人の域にいくには、改善改善が必要なのだと痛感しました。

タスクシュートというのは、一つのスキルが必要なのかも知れません。

使いこなせると快適ですが、そこにたどり着くまでにはいくつかの壁が存在している。
そんなふうに思っています。

タスクシュートを使いたいけど、どうも続かない。。。
そんな人たちのためになるような記事をこれからも毎週書いていこうと思います。


(参考)

344 TaskChute初心者の方にはまず「記録のみ」をおすすめします    
345 [TaskChute]タスクシューターの成長モデルを5段階で表してみた    

2012年3月25日日曜日

タスクシュートをやらない理由



僕は、Mac使いなのでTaskchuteは使えません。
そのため、ToodledoとOmniFocusを使ってタスクシュート式で仕事をしています。

ただ、実際のところ毎日タスクシュートはできていません。
やったほうが仕事は進むとわかっていてもできません。

その理由を今日は考えてみようと思います。


タスクシュートのメリット


タスクシュートをするメリットとしては、下記のようなことがあげられます。
(ここに関することは、また後日書きます)

・その日やることを決められる
・終了時刻がわかる
・1つ1つの作業に集中できる
・次の作業へ移るときの迷いがなくなる
・生活リズムができる


メリットがそれだけわかっていても、なかなか継続して毎日やることができません。


やりたくない理由


”やりたくない”と思ってしまう主な理由は次の5つ。

1. 予定を立てるのがめんどくさい
2. タスクを細かくするのがめんどくさい
3. 作業したほうが早いと思う
4. 割り込みのリスクを考えてしまう
5. やりたくないタスクを考えたくない



1. 予定を立てるのがめんどくさい

「どの時間になにをするか」「どのくらいの時間がかかるのか」「どんなことをするのか」
そんなことを考えるのがめんどくさくなってしまいます。


2. タスクを細かくするのがめんどくさい

どんなタスク管理の本を読んでも、”細分化しよう”と書かれています。

「プレゼン資料を作る」と書くのではなく、「プレゼン内容について考える」「パワーポイントの構成を考える」などとしたほうが取り組みやすくなるからです。

しかし、初めて取りかかるような仕事ではこれをするのは難しい場合があります。
そもそもどんな作業が出てくるかすらわからないためです。
ここで行き詰まり、タスクを考える前に作業へ取りかかってしまいます。


3. 作業したほうが早いと思う

これは全てに当てはまるのですが、「予定立てるよりも取りかかったほうが早い」と思ってしまうのです。

せいぜい10分や20分であっても、その時間が無駄に思ってしまいます。


4. 割り込みのリスクを考えてしまう

割り込みタスクが発生することで全ての計画が狂う可能性があります。

せっかく予定を立ててタスクの順番を考えたにも関わらず、それが無駄になってしまうのは残念過ぎます。

そんなリスクを考えると、わざわざめんどくさいことをしてまで予定立てなくともいいかなと思います。


5. やりたくないタスクを考えたくない

タスクシュートの場合、記入したタスクは基本的に全て完了させます。

普通のTo Do リストは、オープンリストなため思いついたタスクは随時書き込まれて、結局できなかったものが多く残ります。

その場合、気軽にタスクを書くことができるのですが、タスクシュートの場合は”絶対にしなくてはならない”といった強制力がはたらきます。

タスクを記入することがコミットメントになります。

そうなると、どうしてもやりたくないタスクを書くのが嫌になってしまいます。

その結果、”タスクシュートが嫌”となるのです。




まとめ


僕自身としては、毎日タスクシュート式で仕事ができるようにしたいです。

タスクシュートが継続できている人たちを尊敬していますし、そうなりたいなとも思います。

だからこそ敢えて、なぜ自分がやりたくないのかを書いてみました。

継続できているかたには、ぜひこの反論を書いていただければ嬉しいです。

2012年2月28日火曜日

疲れたらとりあえず風呂に入る



今日は、簡単なライフハック。


“疲れたら、お風呂に入る”

ただ、それだけです。


認知リソースというエネルギー資源が人にはあります。
その資源は、活動することで減っていくため夕方や夜にはかなり少なくなっています。

そのため、夜には出来るだけ頭の使わないような作業をすることが大切です。

・資料の整理
・読書
・簡単なメールの返信

などをするのが良いです。



ただ、夜には疲れていてなかなか集中できないことも多々あります。
そんなときは、僕はすぐお風呂に入ります。

どれだけ疲れていても風呂あがりはサッパリしており、
仕事のやる気もかなり回復しています。


しんどくなったら、ぜひお風呂に入ってください。
あとは、銭湯に行くのもオススメです。

行動するためにマイクレドを持とう!







これをすることで人生を大きく変えることができる。
それくらい効果的だと僕は思っています。
実際、マイクレドを持つことで持つ前に比べて仕事が楽しくなり、アイデアもたくさん出るようになりました。


クレドと言えばリッツカールトンが有名ですが、それの個人版です。

信念や信条、大切にしたいこと。
行動の指針になるようなものです。

『行動力力』を参考にして、僕は3つ作っています。


・ワクワクするほうを選ぶ

・昨日とは違った自分になる

・人生を楽しむ



別になんでも構いません。
自分が大切にしたいことをマイクレドにすればいいのです。

ちなみに、僕は大橋禅太郎さんのように毎日ワクワク生きたいと思ったことが1つ目のクレドになっています。
2つ目は、『仕事は、楽しいかね?』に書かれていることを忘れたくないとの考えから選びました。

3つ目は、人生の辛いことやしんどいことも前向きに捉えられるように掲げました。


マイクレドは、賞味期限がある



1年以上前に作ったマイクレドを先月まで使っていました。
しかし、実際には全く機能していませんでした。
自分の状況や仕事によってマイクレドは変わります。
そのときどきによって、マイクレドはアップデートしていく必要があります。
さもなければ、形骸化してしまいます。
会社の社訓がただ飾られているのと同じようになります。



マイクレドを効果的にするために



リッツカールトンでは、ミーティングでクレドに沿ってどういうことをしたかを話すそうです。

大切なのは、ただ飾るだけではなくて、それに沿って行動をすること。
マイクレドが行動の指針になってはじめて価値になります。


マイクレドを活用するための仕組み


僕は、迷ったときや判断が必要なときにマイクレドが思い出せる仕組みを用意しています。

iPhoneアプリの”HabiTimer”で定期的にマイクレドが表示されるようにしています。

このとき、コツとしては文言を質問文にすることです。

『ワクワクするほうを選んでる?』

こう表示されると、少し考えようとします。

肯定文だとしばらくたつと飽きてしまい、見ても効果がありません。


あとは、メールの署名に入れたり名刺にマイクレドを書くことも効果的です
友達とかだと、たまに『ワクワクするほう選んでるの?』と言ってもらえたりします。



まとめ



”マイ・クレドは危険だ。
なぜなら、それを持つと、もはや動かざるを得なくなるから。”(『行動力力』)


ワクワクするほうを選ぶようになってから、新しい企画がいっぱい浮かぶようになりました。
今までは、目の前のことに集中しないといけないと思ってしまい企画を考えることができませんでした。

でも、今はいろんなアイデアが出てきてやることがすごく増えてしまいました。

自分で自分の首をしめているような気もしなくもないですが、なによりも楽しいので良いかなと思っています。

作ってみてしっくりいかなかったら変更したら良いだけなので、ぜひ一度作ってみてください。





行動力・力
行動力・力大橋禅太郎

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2012年2月26日日曜日

Twitterを使って考えを整理する方法




僕は、少し時間があるとき(たとえば、電車の移動やレジで並んでいる時間)にTwitterを使って考えをまとめることをよくします。

題材は、自分が抱えている問題や懸念、考えたいアイデアなどです。




自分で自分に質問をする




「脳は疲れない」って池谷さんは言うてるけど、夜になると疲れるのはどうしてなのだろう?ストレスとかなのかな?
Feb 05 via Echofon Favorite Retweet Reply






たとえば、「どうやったらもっと時間を有効に使えるのだろうか?」と自分に質問を投げる形で書きます。


人は、問題を問題として捉えてしまうので、解決の方法を考えるのには質問をするのが非常に大切です。
質問によって、”問題” → ”解決すべき議題”へと変えることができます。
そうすると、自然に解決策は思いついてきます。


あとは、思いついたことをそのままツイートしていきます。

「朝起きるのが遅いのかな?いや、そんなことはないはず。でも、早い人はもっと早いな。ただ、5時に起きるのはしんどいし辛いな」

などと言ったように、本当に”つぶやき”を書いていきます。



この方法のメリットは、主に2点。

1つは、アウトプットをするので自然に考えがまとめられること

2つ目は、ツイートした内容にコメントなどがもらえ、アイデアなどの広がりが生まれること




まとめ


考えをまとめるときに、ぶつぶつと独り言をしてしまうことがあるかもしれません。
あれはきっと、話ながら考えをまとめる作業だと思います。
それをTwitterでやることで、記録にも残りますし、多くの人が見ることで発展性もあります。

「こんなつまらないこと書いていいのかな?」と思うかもしれませんが、Twitterとは所詮”つぶやき”なので、どんどん書いていけば良いと思います。

僕は、これを使って何度も新しいひらめきを得たり、考えをまとめることができました。
簡単にできる方法なので、ぜひ1度使ってみてください。





参考:『クラウドHACKS!』(ツイッターで「分からないこと」について即興創作する)




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2012年2月25日土曜日

うまくいったプレゼンハック



今日は、イベントにゲストとして呼んでいただき事業に関するプレゼンをしてきました。
チャレンジして、うまくいった部分を書きたいと思います。




数字を出す










今回は、教育に関するイベントでした。
教育に関心が高い人たちが興味をそそるような数値や統計を表示することで、メモを取ってもらえました。
ちなみに、上記の数値は“自分は孤独だと感じている日本の子ども”です。






拍手ハック



プレゼンの最後に、上記のスライドを表示しました。
そのあと、「以上で終わります」と言って頭を下げることで、拍手をもらうことができました。


伏せ字メソッド


これは「百式」さんのブログを見て、使わせてもらいました。
「○○」と書くことで、少し考えてもらうことができます。
それによって、より集中して聞いてもらうことができたのではないかなと思います。





まとめ


プレゼンのときには、とにかくゆっくり話すことを心がけています。
あと、通し練習は絶対に必要です。
今回は、ほとんど出来ていなかったので、少し話が脱線してしまうことがありました。
臨機応変も大事ですが、まずは基礎をしっかり練習した上での応用だと思います。




<編集後記>

いつも『プレゼンテーションZEN』を参考に資料を作っています。
よく、「カッコイイですね」とか「デザイン凄いですね」とか言われるのですが、全部この本からの受け売りです。
もし、読んだことがないかたはぜひ読んでみてください。

きっと、オシャレなプレゼン資料が作れるはずです。



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2012年2月24日金曜日

ひとり会議のススメ






先日、podcastでタクラジというものを見つけました。
山崎拓己さんがパーソナリティをつとめており、いろいろなゲストのかたも来て話しをする内容です。
その中で、”ひとり会議”というものの話題がありました。
”ひとり会議”とは、企画やプロジェクトに関して一人でゆっくり考えることをいいます。

今日、朝に30分ほど時間があったので、無印でノートを買ってマクドナルドへ入って”ひとり会議”をしてみました。







考えた内容は、目先のプロジェクトではなくて、新しい企画や新たな展開に関して。

仕事をしていると作業ばかりになってしまい、なかなかゆっくり考えることができません。
しかも、緊急ではないものだと尚更です。



やりかた



僕がやった方法はすごいシンプル。


1.  考えるテーマを設定

なにについて考えたいのかを決めて、あとは考えのままに書いていく。


2.     Next Action を探す

考えていく中で、簡単にできそうなアクションを決める。

3.    タスクリストに入れる

決めたアクションは、タスクリストに入れて実行。
最初の一歩を踏み出せば、あとはスムーズに動きます。





まとめ


30分ほどでしたが、かなりおもしろいアイデアが生まれました。
時間の制約やパソコンがないのも良かったのかもしれません。

たまに時間を使って、”ひとり会議”をするのはかなり良いです。

僕も、定期的に”ひとり会議”をするようルーチン化のシステムを考えようと思います。




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2012年2月21日火曜日

やりたかった仕事がつまらなくなった理由




”仕事がおもしろくない”と最近感じはじめていました。
自分が好きな仕事なのに。

どうしてなのかを考えるために、バイブルであるいくつかの本を全ページ読み返しました。

「自分の中に毒を持て」

「仕事は楽しいかね」

「行動力力」

「非常識な成功法則」

これらを読んで、大切なことを忘れていたことに気がつきました。



自分のミッションを忘れていた


”ワクワクするほうを選ぶ”というのを僕は大切にしています。
けれど、大きな困難が目の前にやってきて楽しむのを忘れてました。
視野が狭くなり、なんのためにやっているのかすらわからなくなっていました。

”うまくいくかどうかわからない”
”もしかしたら失敗するかも”

そんな風にドキドキしている自分を俯瞰して見ることで、今を楽しもうと思うことで
大きな重圧がどこかへいきました。



被害者になっていた


”やりたい”と思ってはじめた仕事。
にも関わらず、楽しくなかった。
どうしてなのかを考えてみると、被害者のようになっていたことが原因でした。

「〜しなければならない」と考えてしまい、義務感で仕事をしていました。

自分で起業して、自分がやりたいと思っている事業なので別に、強制力などありません。

”安全に安全に”

そんな意識が働いていたのかもしれません。

”やりたいか?やりたくないか?”

そんな心の声を聞くことで、楽しく仕事ができるようになりました。



選択と集中という言葉に踊らされた


目の前に集中することは大切で、時間は有限にあるので
”やらないことを決める”ことも必要です。

しかし、その言葉にとらわれてしまい新しいアイデアを考えることができませんでした。

「今は、集中」と言い聞かせて、目の前にある事務作業に集中していました。
けれど、僕は企画が好きで、新しいことを考えるのがなによりも好き。

結果、フラストレーションがたまり、仕事が嫌になっていた部分がありました。



まとめ







自分の好きや楽しいを確認する

企画を考えたり、今までにないアイデアを形にするのが一番楽しいということに気がついたおかげで
仕事がすごく楽しくなりました。


判断基準を持つ

今のマイクレドは、「ワクワクするほうを選ぶ」「人生を楽しむ」「昨日とは違った自分になる」の3つ。
気が乗らない仕事や判断が必要なときに、このクレドに沿って選ぶことができるため、ぶれずに生きていけます。





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2012年2月20日月曜日

仕事で大事なのはホームランよりも初球から打つこと




ずっと言われていることだし、わかっていることだけれども失敗が怖い。
”完璧主義”のクセがある。

久しぶりに「仕事は楽しいかね?」を全部読み返していくつか気づいた。

『きみたちの事業は、試してみた結果、失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落していたんだ』という言葉にドキっとした。

多くのアイデアは浮かぶし、本を読んで”試してみよう”と思うこともある。
けれど、結局やらない。
「意味がないかもしれない」「無駄じゃないのか?」そう思って、実行にうつせない。

今、自分が悩んでいることは
行動にうつせていないから解決していないだけだと気がついた。

ずっと振り返ってみてわかったのは、”ホームランを狙いたがる”んだ。

できるだけ甘い球を待って、結局見逃し三振したり、ボール球に手を出したりしてしまっている。
初球からガンガン打ちにいったらいいのに。

明日は、昨日と違った自分になる”という目標を達成するためにこれからやってみようと思う。

「やろうと思っていること」をリストに入れて、どんどんチャレンジをしていこう。

SMART目標を持つよりも、”試してみること”を目標にしていこうと思う。


仕事は楽しいかね?仕事は楽しいかね?
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2012年2月6日月曜日

起業準備の不安を吹き飛ばしてくれた1冊の本




今、NPO法人化の申請をしており起業準備中です。

小学生がフリーペーパーを作る教室を4月から滋賀で開校します。
起業するにあたり、いろいろ不安になっていました。

『自分の中に毒を持て』(岡本太郎)を読み返して
アグレッシブにチャレンジできていないことに気がつきました。

新たに開校ということで、積極的に働きかけないといけません。

しかし、とにかく怖い。

「どう思われるか?」
「失敗したらどうしよう?」

気がつかないうちに、そんな恐怖がありました。

「完璧に準備してからにしよう」
そう心に言い聞かせて、決めるべきことを先送りにしていました。


『自分はだめな人間なんだとか、こうやったらきっとだめになるだろう、それならそのマイナスの方に賭けてみるんだ。
つまり、自分でだめだろうと思うことをやってみること。
それは、もちろん危険だ。失敗に賭けるんだ。
でも、だめだと思うことをやった方が、情熱がわいてくる』

この言葉を見て、ハッとしました。

ビビリまくって、自己嫌悪。
「やらなきゃ」と思うけどできない。
”うまくやろう”と思い過ぎていました。

太郎さんの本には、こうも書いています。

『自分の信じていること、正しいと思うことに、わき目もふらず突き進むだけだ。
自信に満ちて見えるといわれるけど、ぼく自身は自分を始終、落ち込ませているんだ。
徹底的に自分を追いつめ、自信を持ちたいなどという卑しい考えを持たないように、突き放す』

結局のところ、人の目を気にするってことは
自己中心的なんだろうなと思います。

「これをやるんだ!」という鉄の意志で突き進まないといけないなと感じました。


僕が恐れているのは、自分に負荷をかけたあとの反動。
筋トレをすると筋肉痛になるように、無理をすると反動が出ます。
そこの対処をどうしていくかが問題です。

まずはやってみて、そこから対応策を考えていこうと思います。




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2012年1月8日日曜日

クラウド時代のタスク管理の技術&「習慣化」を考えるワークに参加してきました。

1月6日に大阪でおこなわれました クラウド時代のタスク管理の技術&「習慣化」を考えるワークに参加してきました。













『クラウド時代のタスク管理の技術』を読んでから、TogglとToodledo、Omnifocusを使ってタスクを管理するようになりました。


今までもタスクシュートには興味はありましたが、Macということもあり、ToodledoやNozbeなどで代用するもなかなかうまくいかず。


本を読み、これまで挫折した部分の解決法が載っていて非常に興奮しました。


しかし、読んでもなかなか出来なかった部分があり、そこをセミナーで聞けたらと思っていました。





プロジェクトをおこなう場合は、まずはログから










本では、プロジェクト管理の方法として




1.  必要なことはとにかく書き出す


2. まとめる


3. 順番を入れ替える




と書いています。




しかし、実際にプロジェクトをしようと思うとどんなタスクをすれば良いのかがあまり明確に見えません。


適当にタスクを入力するのですが、イマイチぴんとこず先送りにすることが続いていました。






セミナーの中で、佐々木さんはこの問題にズバリ答えを示してくれました。







プロジェクトをルーチンにする

1週間やってみてログを取る





とにかく、まずはプロジェクトに関連するタスクを毎日行い、ログを取ります。

1週間くらいやっていくと、プロジェクトの輪郭が見えてくるので、そこで必要なことを書き出していってプロジェクトの計画を完成させていきます。

まずは、ログがあり、そこからタスクを考えたり予測します。






僕は、手をつける前から頭の中で考えていました。


しかし、それでは出来るはずなかったのです。


毎日、プロジェクトに関連することをやっていけば初めて見えてくるものがあるのだと佐々木さんのお話を聞いて思いました。


今、HPの作成をしているのですが、毎日一定時間を取って作成しつつログを取るようにしました。


作業をして、ログを取っていくとゴールまでの距離が少しずつ見えてきます。


佐々木さんもおっしゃっていましたが、プロジェクトの計画だけを作っても予定日までに出来るかどうかはわかりません。


わかるためには、どの作業にどれくらいかかったかのログを取って、そこから未来を予測することです。








ログログログ、とにかくログ





読書に関しても、何ページにどれくらいの時間がかかるのかがわかれば、読了までの日数を予測することが出来ます。

いつも先延ばしになっているタスクがお昼間にやっているのであれば、夜や朝に変更するというアイデアが出ます。


ログと同じタスクリストを作れば、必ず出来るのです。

なぜなら、過去の自分ができたから。



佐々木さんは、「とにかく、ログだ」まではおっしゃっていませんでしたが、僕にはそう聞こえました。

ログを取ることが大切なのではなく、ログから情報を読み取り、未来を予見することが大切なのだとお話を聞いていて感じました。





おわりに


ログを取るのに、Togglを使っているのですがiPhoneでは重くてあまり使えません。

そこで、外ではEternityに使って計るようにしました。

帰ってきて、Togglに書き直すのはめんどくさいですが、キッチリ計れるようになったのでなかなか便利です。


わざわざ大阪までお越しいただいた佐々木さん、どうもありがとうございました。







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