2011年8月9日火曜日

【連載 3】睡眠なんてどうでもいいと思っていた








飲食店で働いてた頃、ひどいときは
毎日、睡眠時間は3時間ほどでした。

会社が悪いとかではなく、単純に自分の問題。
今考えてみると、寝ようと思えばもっと寝られたはず。

仕事を早く終わらせておけば、ここまで少ない睡眠時間になってしまうこともなかったのです。


大きな原因は、”睡眠をなめていた”ことにつきます。





睡眠時間を削って働く姿に憧れていた


いつも、バリバリ仕事が出来る人に憧れていました。


当時の僕は、ろくに仕事も出来ないのにそんなすごい人たちに憧れ過ぎて、理想と現実のギャップに苦しんでいて、結局なにも出来ない。

そんな状態でした。


どこでどう勘違いしたのか、「寝ずに仕事をするのがカッコいい」
そんな風に思っていたふしがありました。


”頑張っている感”を出したかったのです。


今にして思えば、周りの人から認められたい。
すごいと思ってもらいたいという自己顕示欲が間違った方向にいっていたのだと思います。


だから、寝る間も惜しんで働いているフリをしていたのです。
(当時の自分は、必死だったので、そんなつもりはなかったですが。。)


最近、知ったことですが、忙しい人も、きちんと睡眠時間を取っているみたいです。


堀江さんも8時間ほど寝るみたい(「睡眠時間の重要性」)だし、本田直之さんも徹夜は絶対しないと著書に書いていました。





低い優先順位


睡眠の重要性を認識していなかったので、仕事が増えてくれば

「睡眠時間を削ればいいや」

と思っていました。


その結果、集中力や判断力が鈍り、余計に仕事が増える。
すると、ますます睡眠時間を削る。
そんな悪循環に陥っていました。


寝ていないとイライラするし、やる気も起きにくいです。
きっと認知リソースの関係で、難しい仕事が出来るほどのエネルギーを充電出来ていないからだと思います。



受験勉強をしていたときは、眠くなったらすぐ寝ていました。
その分、早起きして勉強してしました。

いつの頃からか”眠気は我慢するもの”という意識に変わってしまってました。

レッドブルや、エスプレッソを飲んだり、ご飯をいっぱい食べて、眠たい気持ちをごまかしていました。



【睡眠時間=無駄】


そんな図式がずっとありました。

「寝ている時間がモッタイナイ」と思っていました。




眠たくなった寝るに限る






最近は、とにかく眠たくなったら眠るようにしています。
眠たいと、本を読んでいても頭に入らないし、企画も全く思いつきません。
15分でも仮眠を取ると、すっきりして集中できます。

睡眠は、充電のようなもの。
カラの状況で走ろうとしても、全く前へ進むことがありません。


木こりが、歯を研ぐ時間がもったいないといって、刃こぼれを気にせずに気を切り続けるという話があります。
歯を研いだほうが早く切れるのに。

僕も同じ状態でした。

睡眠の重要性をみくびっていました。

今は、どんなことがあっても睡眠時間は確保するようにしています。
先に天引きしておいて、そこからタスクをこなしています。

睡眠時間を取るようになってから、イライラすることも少なく、集中力も増し、仕事の量も増えました。


”急がば回れ”

焦っていろいろやろうとすると失敗する。

そんな典型的な失敗のパターンでした。




2011年7月27日水曜日

【連載 2】モチベーションに左右されていた日々




当時、仕事が出来ないときにいろいろ問題はあったのですが
一番これが悪かったなぁと思うのは、”モチベーションに頼っていた”ことです。


「インスピレーションが湧いてこないのじゃ」という芸術家のように、なにかが舞い降りてくるのをひたすら待っていたような気がします。


先延ばしにする一番の原因でもありました。


今日は、やる気がある。
今日は、少しやる気がない。

やる気が出ないと仕事に対するモチベーションが続かないので、名言を見たり、やる気が出そうな本を読んでテンションを上げるようにしていました。




やる気なんて幻想に過ぎない


知り合いの人が良く言う口癖に、
『やる気やモチベーションは幻想に過ぎない』という言葉があります。


「やる気がないから頑張れない。仕事に取りかかれない」
「やる気が出たら、この企画も出来る」


そんな魔法に頼っていても仕事は出来ません。

実際、僕の仕事の取り組みにはすごくムラが多かったのです。

やる、やらないの振り幅がすごく大きく、やる日は、すごいやるけど、しない日は全く手もつけない。


そんな毎日でした。





自分を追い込むために先送り



やる気に頼っていたときは、よく徹夜をしていました。
睡眠時間も少なかった。


”徹夜でがんばって仕上げる”ことがカッコイイという気持ちもありました。


自分でギリギリの状況を作り、締め切り間際になって一気呵成に仕上げることにも快感を覚えていました。



「モチベーションが高いときにやればいい。徹夜すればいいや」

そんな気持ちで、先送りにすることも多くありました。

しかし、睡眠時間が少ないと集中力も下がり、結果的に仕事のクオリティも低くなります。


”無理をせず、一定のペースで仕事をする”


そんな考えなど、全く頭に浮かびませんでした。






やる気があるのが前提






当時は、”やる気がある状態”を普通と思っていました。

やる気がないときに先送りするのは、そういう前提があったから。

”未来の自分はきっとやる気があるはず”

なんの確信もないくせに、そう信じて先送りを繰り返していました。


今は、”やる気がない”ことを前提に考えています。

やる気がない自分が出来るようにするためにチェックリストを作ったり、タスクを分解したり、準備をするのです。



まとめ


そんな反省があるため、最近は”モチベーションややる気”といったことに全く頼らないようにしています。

気分的がのらないときは、テンションをあげるために違うことをするのではなく、資料整理をしたり、メールで連絡を取ったりなど、簡単な作業をします。


モチベーションに頼るのは、なによりも再現性が低いのが問題です。

あのときはうまくいったけど、今回はイマイチだな。。。。
みたいなことになりかねません。

学生のときは、そんなノリで良かったのですが、仕事をするようになるとそんなことで人に迷惑をかけることでは到底やっていけませんでした。

しかし、その頃の僕はまだまだ学生気分が抜けきらず、そんな気分屋な感じで日々仕事をやっていました。




【編集後記】

当時の反動からか、”やる気”というのを毛嫌いしている自分がいます。
今は、どれだけ淡々とビジネスライクに仕事をするかというのをテーマにやっています。

2011年7月22日金曜日

【連載1】仕事が全く出来なかった過去の僕への手紙



以前、レストランで社員として働いていたとき。
仕事が出来なさすぎて、毎日タクシーで帰る毎日。
睡眠時間は、だいたい3時間ほどでした。

わらにもすがる思いでライフハック関連の本を読みました。
それが、今から5年ほど前。


いろんな仕事術を試してみました。
でも、なかなかうまくいきませんでした。

どうして、うまくいかなかったのか?
今なら、きちんと説明できます。

これからの自分の参考にするためにも、どこが問題だったのかを考える意味も込めて、不定期連載で反省や改善を書いていこうと思います。



「まだ何も苦労してへんのに、成功するかもしれへんていう『高揚感」を前借りして気持ちようなってもうてんねや。
 でもそのうち、そんな簡単に成功でけへんいう現実にぶちあたる。
 そんとき『先に気分よくなってたんやから、その分返してもらいましょ』
て返済をせまられて、ヘコむことになるわな。
 これを繰り返すことで、どんどんやる気がのうなってく
『夢をかなえるゾウ』






青い鳥を探していた






特別なツールや手法を使えば、今の状況が全て変わる!
そんな魔法のようなものを探していました。

ライフハッカーで取り上げられている記事を見るたびに試してみたり、様々な本に書かれている方法をやってみました。

はじめは、「これこそが自分が探していたものだ」と思って興奮します。
でも、やっていくうちに不具合や問題が起こります。
そうなると、もう次のものを探しに行っていました。
別の本、別の手法、別のツール。


自己啓発本にはまって、次から次に読む人と同じ症状でした。

一番問題だったのは、目の前にやらなければならない仕事があるにも関わらず、仕事術の本を読んでいたことです。


自分は今、「座っとる』だけや。
 この意味、分かるか? 確かに自分はこうやってワシの話を聞いとる。
 でもな、今、自分は何かを学んで、 知識を吸収して、成長しとる思てるかもしらんけど、本当はな、成長した気になっとるだけなんや。
 ええか? 知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われへん。
 人間が変われるのは、「立って、何かをした時だけ」や

『夢をかなえるゾウ』


まさにこういう状態になっていたわけです。
するべきこともせず、ただ知識を入れ、解決方法を探すことに躍起になっていました。


先送りを繰り返すことで仕事が溜まっていき、それを取り戻すために徹夜をする。
その繰り返しでした。


当時の僕は、なにが問題かすらわかっていませんでした。

ライフハックや仕事術に目がいったのは、仕事が出来ない自分に嫌気が差し、どうすれば、”仕事が出来るイケるヤツ”なれるのか?という答えを探していたからです。


バリバリ仕事をこなせるスーパーマンのようなものに憧れていました。
プロフェッショナルや情熱大陸で見る人たちは、みんなかっこよかった。


そんな人たちに少しずつ近づくのではなく、いきなりそんな風になれる魔法の方法を探していました。


しかし、そんなものなどあるハズもありません。
そのことに気がつくのにかなりの時間を要しました。。。



2011年7月14日木曜日

怒りを引き起こすものに着目する



イライラする状況を作らない



怒ることを少なくしようとしたり、怒りが湧いてきたときに冷静になろうとすることは、なかなか難しいです。

怒りをコントロールするよりも、怒りを引き起こすことを減らすほうが簡単だと僕は思います。


自分の傾向を知る


学生時代、よくイライラしていました。
どうしてこんなに腹が立つのか?
考えてみると簡単でした。
空腹になると機嫌が悪くなり、友達とよく喧嘩をしていました。

イライラするには原因があります。

原因は、2種類に分けられます。

1.自分の問題
2.他人の問題

前者は、自分の状況が引き起こす原因。
”寝不足”や”疲れ”など。

後者は、”他人の言動”や”ふるまい”など。

まずは、両方に関して自分の傾向を考えてみましょう。


【どんなときイライラするのか?】
(自分の状況)

休みが少ないとき?寝ていないとき?
友達と遊んでいないとき?音楽を聞いていないとき?


【どんなことにイライラするのか?】
(怒りの矛先)

他人の言動?
自分のふがいなさ?



対策を取る


自分の傾向を考えてみたとき、僕がイライラする原因は、”睡眠不足”と”空腹”でした。

睡眠不足に関しては、早く寝るようにしたのと、積極的に仮眠を取ることで解消。
空腹対策は、カロリーメイトやソイジョイなどの簡単に食べられるものを常備するようにしました。


イライラする対象に関しては、”他人の会話や動作など”です。

飲食をしていた癖で、隣の人の会話などを自然に聞いてしまいます。
何気ない会話だと良いのですが、おもしろくない話や突っ込みどころのある話だと
「どないやねんっ!」と心で突っ込んでしまい、全く集中できずイライラしてしまいます。


これに関しては、「うるさい場所に行かない」ようにしました。

マクドナルドなどのファーストフード店は、若い人が多く、すごくうるさいです。
スターバックスなど、比較的落ち着いたところへ行くことにより、周りの人の雑音が消え、落ち着いて自分のことに集中できます。




まとめ

怒りを感じることは誰でもあります。
しかし、怒ってばかりいると疲れます。
かといって、成人君主のように常に笑顔でいれるわけでもありません。

イライラする機会(キッカケとなること)を出来るだけ減らすこと。

これが、”怒らない秘訣”だと僕は思います。




【編集後記】


僕は、人の言動がとにかく気になります。
いろいろ気になってしまうのです。
注意力散漫なのです。
小学生時代、ずっと窓の外を眺めている子でした。
なので、お店や電車でもなんでも
隣に気になるお客さん(うるさい、もめてる、いちゃいちゃ、くさい)
がいたら、速攻で席を変えます。
ネガティブファクターは、出来るだけ排除したいのです。

2011年7月12日火曜日

R-styleを読んで、”怒り”について考えてみた



倉下さんの『R-style』を読んで、”怒り”について少し考えてみたのでエントリー。




怒りは、二次的感情



怒りの源泉をたどるとそこには、もう一つの感情があります。

たとえば、カップルでデートの待ち合わせ。
彼女が連絡もなく、平気で15分遅れてくるとします。
すると、彼氏は怒ります。

ここで、問題です。
彼は、どうして怒ったのでしょうか?


彼女が遅れて来たから?


どうして、遅れてきたら怒るのでしょうか?

怒りというのは、二次的感情だと言われています。
この場合、彼氏は怒りを感じた源泉は、”不安”だったのかも知れません。


「俺のこと、どうでもいいって思うてるんちゃうかな。。。」


そんな不安が怒りを発動させたと考えられます。




時間通りに来るのが当たり前



もう一つ、怒りが発動するキーワードがあります。
それは、「当たり前」


時間通りに来るのが当たり前と思っているから、彼氏は怒るのです。

沖縄では、同じことがあったとしても彼氏が怒ることはないでしょう。
(沖縄タイム)


”当たり前”というのは、言い換えれば「ここまでしてくれて当然」という期待値の最低ラインです。


現実<期待値(≒当たり前)


こういう図式になったときに、人は怒りを感じるのだと思います。




例えば、「ちょっと、コンビニに行ってハンターハンターの最新刊を買ってこよう」と思ったとする。車で往復すれば10分ぐらいで済む。ちゃっといって、ちゃっと帰ってくれば、時間のロスは少ないだろう。
そういう気持ちで車に乗り込んで出かけたときに、渋滞に遭遇してしまうと、やっぱり心地よくはないだろう。それがそこそこの混み具合でも、やっぱりイライラの芽は存在する。
「10分で終わる」という予定が大きく狂ってしまうのだから、イライラが起きてもおかしくはない。



上記の場合だと、こんな感じ。


現実 :すごく時間かかる(10分以上) 
期待値:ほとんど時間かからない(10分以内)


10分で済むだろうという期待を大きく裏切られ、10分以上かかる現実とのギャップが怒りを発動させています。



当たり前は、怒り前



よく怒る人は、多くのことに対して”当たり前”と思っているのではないでしょうか。

モンスターペアレントの人だと、”自分の子どもが先生に可愛がられて当たり前”と思っています。
よく怒る上司は、部下が指示通りに動くことを当たり前と思っています。


先ほどのカップルの話に戻ると、付き合う前のときは遅刻しても怒りを感じていなかったかも知れません。

なぜなら、来てくれるだけでうれしかったから。

待っているとき彼氏が感じていた不安は、「来てくれるかな。。。ドタキャンされないかな。。。?」


しかし、来てくれることが当たり前、大事に想ってくれて当たり前。
そう思うようになると、期待値が上がっていき、それと釣り合いが取らないと怒りが湧いて来ます。






怒ることをなくすために






自分は、なぜ怒っているのか源泉をたどってみる

→彼氏の場合だと、彼女にとっては自分はどうでもいい存在と思われていないかという不安がキッカケでした。


火だねを消すために質問をする

→結果には、必ず原因があります。連絡できなかったのは、携帯が壊れていたからかも知れません。もしかしたら、彼女は沖縄タイムを採用していて15分の遅刻などなんとも思っていないのかも知れません。


当たり前と思うことを減らす

→当たり前の反対語は、感謝です。
「してくれて当然」という思考から、「やってくれたら儲けもの」くらいの思考でいたほうがイライラすることもなく、気持ちよくすごせます。




【編集後記】

僕自身、あまり怒ったりしないので
「どうしてだろう」という疑問から考えてみました。
まだまだ書きたいことは、たくさんあるのですが
煩雑になりそうなので出来るだけ短くまとめました。
僕は、怒りを感じる可能性があることに対しては
全て仕組み化して対処出来るようにしています。
また、後日これに関してエントリーします。

2011年7月3日日曜日

名言を集めてモテ男子になるのです。




日々カッコつけることを目指してます。
モテモテイケメン知的男子を目指しています。


そんなスーパー格好いい男子になるためにも、言葉力って大事だと思います。


言ってみたいですよね?キザな言葉
でも、「キミの瞳に乾杯」とか古いし、ベタだし、寒いし。。。




しかし、しかし、小説や漫画からの抜粋を自分の言葉のように発せば、
「なにこの人?格好いい。素敵。アハン」となること請けあいです。




小説のカッコいい言葉を使ってみる




漫画や本を読んでたら、この主人公カッコイいなと思うことありますよね?
そんなときは、ぜひ彼らの言葉をパクって借りて、キメてやりましょう。




僕は、「これいいな」と思ったセリフはEvernoteに保存しています。
たまに見返して、使えるチャンスがあればどんどん使います。


『試してみることに失敗はない』です。




おもしろい小説はいろいろありますが、名言といえば伊坂幸太郎作品!
登場人物のキャラがたっていて格好いい。
名言だらけ。
しかも、ウィットにとんだ発言が多い。
これを使いこなせれば、明日から知的男子です。
ウメサオタダオ2世と呼ばれる日も近いでしょう。

あのね、俺たちがその気になればね、
砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ
(『砂漠』 伊坂幸太郎)


駄目な少年は駄目なんだろ。
あんたたちはそう言った。
絶対に更正しないってな。
地球の自転が止まることがあっても、温暖化が奇跡的に止まっても、
癌の特効薬ができることがあっても、
スティーブン・セガールが悪役に負けることがあっても、
非行少年が更生することはない。そう断言した。
それを俺たちはやってみせるんだよ。
俺たちは奇跡をやってみせるってわけだ。
ところで、あんたたちの仕事では、奇跡は起こせるのか?
(『チルドレン』 伊坂幸太郎)


村上春樹作品なんかも、カッコイイ言葉多いですよね。

君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる
(『海辺のカフカ』村上春樹)

なんてすごくカッコイい!!



まとめ




落ち込んだときや辛いときに名言を見ることは、多くあると思います。
しかし、名言を使うことを前提に見ることは少ないと思うのです。
【使ってみたい名言リスト】を作って、使っていけば、モテモテ男子になること間違いなしです。
(注:効果は一部の人のみにあるものであり、全員に効用があるわけではありません。あしからず)




もし、効果があった名言やカッコいい名言があれば教えてください。




【編集後記】




ブログの方向性を試行錯誤中。
どうやって書くのが楽しいか、ウケルかなんかを考えながらやっています。
まぁ、とにかく書いてみないとわからないので
いろいろジタバタとやってみようと思っています。









2011年7月2日土曜日

まずい店に行くヒマはない



人生に残された時間は、あとわずか。


僕には、読みたい本、読みたい漫画、会いたい人、やってみたいこと、行きたい場所、見たい映画が山ほどあります。
これらを書き出したリストを見ていると、生きている間に全て出来るか不安に思います。

だからこそ、1分1秒をも無駄にしている暇はないのです。

僕は、「無駄な時間」というのは目的を持たない時間だと捉えています。
休憩する時間、のんびりする時間は、そこに目的があるので有意義な時間です。


やりたいことは、リストから探す

ふと思い立って、きまぐれで行動をしないようにしています。
【明日できることを今日やるな】(マニャーナの法則)を心がけているので、
たとえオフでもその日に思いついたことは後日に回します。
「あれ、やりたい!」となったら、『somedayリスト』に登録し、以前からやりたかったことをします。

Evernoteでリストを管理しているので、その日の気分でその中からやりたいことを選びます。
映画や展覧会関係の期限があるものは、優先的にします。
ちなみに、期限があるものに関してはnozbeに登録して、タスクとして捉えています。






まずい店には行かない


僕は、ふらふらっとおいしそうだからといって店に入ることはほとんどありません。
おいしそうなお店を見つけたら、まずは食べログでチェック。
評価が高ければ、行ってみるか、後日に行くことにして、”行きたい店”としてブックマーク。

人生で、外食する回数も決まっています。
ならば、出来るだけ素敵なお店に行きたいし、おいしいものを食べたい。


食べログでチェックしたり、評判を聞いたりすることは手間です。
でも、その手間をかけてまでおいしいモノを食べたいという欲求が僕にはあります。
おいしいものを食べているときは、すごく幸せです。
「生きててよかった」
そう思えるくらい幸せなのです。



生きる希望ができる

やりたいことをリスト化するメリットは、忘れないということもありますが、それ以上に大事なのが見ていてニヤニヤ出来ること。


そこに登録されていることは、自分がやりたいこと。
欲しい物リストはお金を使うため、トレードオフの関係です。
喜びと同時に、支払いが待っています。(しかも、欲しい物リストに入っているものの大抵は高価なモノ)

しかし、映画を見たり、オシャレなイタリアンレストランに行ったり、漫画を読むなんてコスト的(お金も時間も)にはたかだか知れています。
やろうと思えば、出来るのです。
時間さえあれば、いつでも出来ることが登録されている。
「これしようかな」「こっちがいいかな」なんてワクワクしながら考えられます。

仕事で辛いときも、リストを見ながら近未来の快感を先取り出来ます。
「来週、絶対この店行くぞ」と決めると、頑張れます。




おすすめなのは、「快感」の日が今から1週間以内にやってくること。
やってこないなら、意図的にやってくるようにすればいい。
たとえば来週の日曜日、初めてのデートの予定があるとする。
するとその日曜日までの時間は、なにをしていたってすごく輝く。
近未来の快感を予約しろ『行動力力』大橋禅太郎 



まとめ

堅く書いたら、チョー真面目なのですが、とにかく楽しいことをいっぱいしたいんです。
好奇心の塊なので、やりたいことがいっぱい。
行きたい国なんて山ほどあるし、雑誌なんかでニュースポーツを特集されていたら、すぐにやりたくなる。

するめを噛むように、人生を味わい尽くしたい!
そんな思いが僕を突き動かしています。

だから、無駄にするわけにはいかないんです。



【編集後記】



無駄なことって必要だと思います。
近所に出来たラーメン屋にふらっと行ってみたら、
めちゃくちゃまずくて、最悪ですっごくイラッとした。
そんな経験、僕にもあります。
これは、話しのネタになります。
だから、アリだとは思うのです。
でも、僕は食へのこだわりが強いのでおいしくない店へ行くと、
がっかりというよりも憤りを感じてしまいます。
「まずいんですケド」と店主に言ってやろうかとおもってしまいます。
ちゃぶ台をひっくり返してやろうかしらんってなります。

僕にとっては、おいしくない店へ行くことはコストが非常に高い。
だから、手間でも食べログをチェックするのです。





2011年6月27日月曜日

<宣言>ビジュアルシンキングを勉強します



仕事のスキルには、いろいろなものがあります。
ロジカルシンキング、タスクマネジメント、段取り力、コミュニケーション能力などなど。

その中で、前からずっと「学びたい」と思っていたのが

『ビジュアルシンキング』

理由は、3つ。



頭の中を整理したいんだ!

会議のときや企画を考えているときの頭のモヤモヤ、ごちゃごちゃ。
ノートに箇条書きするだけでは、イマイチわかりにくい。
書いていてもすっきりしない。
かといって、言葉でうまくまとめることも難しい。


簡潔に説明したいんだ!

人に説明するときに見せるものの多くは文章ベース。
わかりにくいし、相手にとっても負担になる。

絵だと一発でわかる。
イメージしやすい。


簡単にまとめたいんだ!

相手の話を聞いて、「つまり、こういうことだね」なんて言ってすらすらっとナプキンなんかに図解書かれた日には、グッときますよね?

そうなんです。あんなことがしたいのです。
「グッ」と来る男になりたいのです。
グッドなおとこになりたいのです。


2011年6月21日火曜日

あまり知らない人と仲良くなる方法




人間関係って難しいですよね。

苦手な人もいたり、
初対面の人とかとコミュニケーションを取るのも大変。


僕は、すごい人見知り。
初対面の人とどうやって話したらいいか悩むし、
すごく緊張します。

そのことを周りに言うと
「意外だね」とよく言われます。

それは、人見知りをテクニックでカバーしているからです。

僕が、「苦手だなぁ」「もっと仲良くなりたいなぁ」
と思っている人に使っているものをご紹介します。



相手の興味・関心をリサーチ


人と仲良くなるには、
まず相手を知ることです。
敵を知らないと戦略も立てられません。


どんなことに興味があるのか?
どんなことが好きなのか?
興味、関心、趣味、得意なこと。
そんなことを聞きましょう。


『なにに興味があるんですか?』
だとあまりにもストレート過ぎるので、

僕は、よく

『オフってなにされてますか?』
『この辺りでおすすめのお店とかあります?』

などから入り、
そこからいろいろ聞くようにしています。


オススメを聞こう




相手の人が、『映画が好き』と答えたとしましょう。

そのとき、かぶり気味で(「好き」の「き」を言う前くらいに)


『おすすめの映画を教えてくださいっっっ!!!!!』


と言ってオススメを聞きましょう。





薦められたことを実行しよう



オススメを聞いたら、
出来るだけ早く実行!!!

映画を見る、本を買う、
お店に食べに行く。



オススメを聞くものとしては、
上記の映画以外には、

漫画、遊び場、テレビ番組、文房具、アプリ...etc


その中でも僕のオススメは、

「おいしいお店」です。

映画は、見るのに2時間くらいかかります。
さらに、映画館へ行ったり
レンタルショップで借りたりと少々めんどう。


食事なら近場だとすぐに行動に移せます。




『ラクをしないと成果は出ない』には

”自分が薦めたものを取り入れ、喜んでくれる相手には
誰だってますます何かを薦めたり、教えたくなります”

と、あります。


たったそれだけで、
間違いなく好感度は上がります。


しかも、それで実際においしいものが食べられたり、
楽しい時間が過ごせることが多いので一石二鳥です。





〜例文集〜


こんな言い方をすれば自然だよ!と
僕が個人的に思って、使っている言い回し。


1.『最近、○○にはまっていて。。。』

こう言うと、全然知らなくても当然だし
どんなことでも使えます。


例)


『最近、つけ麺にはまっているんです。
 どこかおいしいお店ありませんか?』


2.『一度やってみたかったんです』

これは、相手がなかなかトリッキーな趣味を持っていたとき。
さすがに「僕もです!」と言えないときに使いましょう。

例)


『陶芸、一度やってみたかったんです。
 どこ行けば出来るんですか?』



3.『勇気がなくて。。。』

これは、さりげなく相手に行動を促したい場合。
誰かを紹介してもらうとか、なにかを貸してもらうとか
一緒に連れて行ってもらうとか。

例)


『あそこのお店、気になっていたんです。
 でも、一人で入るのは勇気がなくて。。。』





仲良くなりたいなぁとか、
あの人のことあまり知らないなぁと思っている人に
ぜひ、一度使ってみてください。
きっと、仲良くなれるはずです。



【こんな一冊も】





『ラクをしないと成果は出ない』


この本には、
『人から薦められたものは、無理をしてでも即日取り入れる』
と書いています。
即日は難しいにしても、
出来るだけ早く!!
というところには共感します。

2011年6月5日日曜日

あなたを羨ましいと思う人もいるんです





国民的HIPHOPアーティストであるKREVAの本です。
あの幻冬舎の見城さんが、彼に惚れて
この本の出版に至ったのだとか。


KREVAファンということもあり、
客観的には言えないですが
写真のかっこよさだけで、これはもう
マストバイだと言いたいです。

この本の中から、
僕が個人的に引っかかった言葉をもとに
書き綴って行きます。



『うらやましいのは、お互い様』





以前、職場の人とのやりとりで

『やりたいことが多すぎて、人生で時間が足りなさ過ぎるんですよ』
という話しを人にしたら、
「やりたいことがあるのは幸せだよ」と言われました。

僕から見たら、
うまくいこうがどうだろうが、
事務所を事業をスタートアップさせている人が羨ましく思う。
でも、もしかしたら今の僕を見て

「羨ましい」と思っている人もいるのかもしれない。


『隣の芝生は青く見える」というけれど、
まさにその通り。

他人のことは、良いところばかりが目についてしまう。
自分のことは、欠点ばかりが目についてしまう。

サッカー選手である三浦知良(カズ)さんは、


『敵は俺が思うほど強くはない。
俺は俺が思うほど弱くはない。』

と言っています。




「紳竜の研究」の中で島田紳助さんは、
NSCでお笑いを学ぶ学生たちに


『1億円でその若さを売ってくれるなら俺は絶対買う。
こんだけ成功している俺でも、キミらに全て勝ったと思うてへんのや。
逆に言うたら、キミらには1億円の価値があるんやで』

とおっしゃっていました。


自分を過大評価する必要もないし、
変に着飾ることも意味がない。

けれど、自分を卑下することも
”どうせ俺は。。。”と落ち込むことも必要ないと思います。




自分は、コンプレックスの固まりだ







『自分は、音楽理論というヤツが全くわからない。
〜(省略)そろそろお気づきの通り、自分は、コンプレックスの固まりだ』



人の幸せって相対的な価値と絶対的な価値の二つがあります。

月収100万円でも、周りがみんな150万円だと不満。
月収20万円でも、周りがみんな18万円だった満足。

絶対的な価値は、
「夕日を見ながら、カフェのテラスでコーヒーを飲むのが幸せ」
というようなもの。
誰になんと言われても、自分だけがわかる幸せ。

絶対的な価値を持つことが必要だってわかっても、
人間なんだし、絶対比べたがる。

これは仕方ない。

じゃあ、ネガティブなところも比べたらいいんじゃないかなと僕は思います。


KREVAですら、”コンプレックスの固まり”だと思っているんだとわかると
なんか気が楽になりませんか?

みんなが「すごいなー」と思う人でも、
実は、悩んでいたり、迷っていたり、つらい思いをしたりしている。

僕は、こういう

「実は弱いところもあるんです。」

といったところが見られるのが自伝やタレント本の良さだと思っています。


特に、
KREVAさんはすごい深いので
この本には、そんな彼の魅力が満載です。

この本をカテゴライズするのは非常に難しい。

一応、自己啓発書だけど
写真集でもあり、ポエムでもあり、
名言集でもあり、メッセージ集でもある。


人生で悩んだとき。
「なんかしんどいなー」
「行き詰まっているなー」なんて感じたとき、
手に取りたい一冊だなと思います。



【気にいったフレーズ】



『言っている事がその都度変わっているが、
やっている事はずっと変わっていない。』


『一度たりとも”同じ”なんて有り得ない』


『キッカケはなんでもいい。なんなら、無くてもいい。』


『記憶も記録も塗り替えたい。』


『ほんの少し降る雨の事を「涙雨」って言うんだって。日本語素敵。』