以前、レストランで社員として働いていたとき。
仕事が出来なさすぎて、毎日タクシーで帰る毎日。
睡眠時間は、だいたい3時間ほどでした。
わらにもすがる思いでライフハック関連の本を読みました。
それが、今から5年ほど前。
いろんな仕事術を試してみました。
でも、なかなかうまくいきませんでした。
どうして、うまくいかなかったのか?
今なら、きちんと説明できます。
これからの自分の参考にするためにも、どこが問題だったのかを考える意味も込めて、不定期連載で反省や改善を書いていこうと思います。
「まだ何も苦労してへんのに、成功するかもしれへんていう『高揚感」を前借りして気持ちようなってもうてんねや。
でもそのうち、そんな簡単に成功でけへんいう現実にぶちあたる。
そんとき『先に気分よくなってたんやから、その分返してもらいましょ』
て返済をせまられて、ヘコむことになるわな。
これを繰り返すことで、どんどんやる気がのうなってく
『夢をかなえるゾウ』
青い鳥を探していた
特別なツールや手法を使えば、今の状況が全て変わる!
そんな魔法のようなものを探していました。
ライフハッカーで取り上げられている記事を見るたびに試してみたり、様々な本に書かれている方法をやってみました。
はじめは、「これこそが自分が探していたものだ」と思って興奮します。
でも、やっていくうちに不具合や問題が起こります。
そうなると、もう次のものを探しに行っていました。
別の本、別の手法、別のツール。
自己啓発本にはまって、次から次に読む人と同じ症状でした。
一番問題だったのは、目の前にやらなければならない仕事があるにも関わらず、仕事術の本を読んでいたことです。
自分は今、「座っとる』だけや。
この意味、分かるか? 確かに自分はこうやってワシの話を聞いとる。
でもな、今、自分は何かを学んで、 知識を吸収して、成長しとる思てるかもしらんけど、本当はな、成長した気になっとるだけなんや。
ええか? 知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われへん。
人間が変われるのは、「立って、何かをした時だけ」や
『夢をかなえるゾウ』
まさにこういう状態になっていたわけです。
するべきこともせず、ただ知識を入れ、解決方法を探すことに躍起になっていました。
先送りを繰り返すことで仕事が溜まっていき、それを取り戻すために徹夜をする。
その繰り返しでした。
当時の僕は、なにが問題かすらわかっていませんでした。
ライフハックや仕事術に目がいったのは、仕事が出来ない自分に嫌気が差し、どうすれば、”仕事が出来るイケるヤツ”なれるのか?という答えを探していたからです。
バリバリ仕事をこなせるスーパーマンのようなものに憧れていました。
プロフェッショナルや情熱大陸で見る人たちは、みんなかっこよかった。
そんな人たちに少しずつ近づくのではなく、いきなりそんな風になれる魔法の方法を探していました。
しかし、そんなものなどあるハズもありません。
そのことに気がつくのにかなりの時間を要しました。。。
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